バイアグラ(シルデナフィル)の効果の仕組み
ED治療薬を服用する上で、知っておきたい効果の仕組みや副作用、気をつけるべきポイントをまとめます。購入する前に一読し、安全な用法容量で使用してください。またこのページの情報では不十分である可能性があるため、通販サイトの商品詳細ページや公式の情報を確認することをおすすめします。
バイアグラとは
バイアグラ(シルデナフィル)とはペニスの勃起を促進する作用があるお薬です。一般的に「バイアグラ」と言う名称はファイザーという企業が名づけた商品名です。その有効成分が「シルデナフィル」という成分です。もともとは狭心症用の薬の開発中に偶然生まれた薬であると言われています。
シルデナフィルの効果メカニズム
まず、体内には
- 勃起を誘発する環状グアノシン一リン酸という成分
- 勃起を阻害する5型ホスホジエステラーゼという酵素
の二つが存在しています。勃起を促す成分と妨げる成分があると思ってください。通常時や運動時に勃起しないのは勃起を妨げる成分のおかげです。この成分がなければ常に勃起状態になってしまいます。
しかし、加齢やストレスなどによって勃起を促す成分が少なくなるのに対し、勃起を妨げる成分は変わらず分泌され続けることによって勃起障害が起こってしまいます。
勃起を阻害する成分の働きを邪魔してペニスへの血流量を増加させ勃起をしやすくさせる成分です。
副作用や併用禁忌(薬の相性)
副作用として認められているのは
- 火照り、顔の赤らみ
- 鼻づまり
- 動機
- 頭痛
など血管拡張に伴う症状です。
以下使用・併用禁忌です(ベストケンコー バイアグラ商品詳細ページより)
血管に作用する薬剤なので、服用できない、あるいは注意して服用しなければならないこともあります。心臓や血管に関する持病のある方は特にお気を付けください。
ニトログリセリン、亜硝酸アミル、ニトロール®といった狭心症治療薬である硝酸薬内服中、心血管系の持病により性行為が身体に大きな負担となってしまう方、重い肝機能障害、ここ半年以内に心筋梗塞や脳出血・脳梗塞の既往がある方、90/50mmHg以下の低血圧または170/100mmHgで未治療の高血圧、網膜色素変性症、抗不整脈薬の塩酸アミオダロン内服中、血管拡張薬の可溶性グアニル酸シクラーゼ刺激薬(リオシグアト)内服中の方はバイアグラを服用してはいけないとされています。
陰茎の構造上性行為が困難な方、多発性骨髄腫・白血病などの方、出血性疾患や消化性潰瘍のある方、重い腎障害のある方、肝障害の患者様、降圧剤(特にα遮断薬)を内服中の方、代謝酵素チトクロームP450 (CYP)3A4を阻害もしくは誘導する薬剤を内服している方、他のED治療薬を使用中の方、ご高齢者などはバイアグラの内服、常用薬との併用に注意が必要です。
バイアグラ以外にもED治療薬がある
などが存在し、即効性や持続時間が異なるものの効果のメカニズムはどれも同じです。
商品紹介記事